新年あけましておめでとうございます。

新年あけましておめでとうございます。
皆様におかれましては、穏やかに新しい年をお迎えのこととお慶び申し上げます。
令和6年元日に発生した能登半島地震からちょうど1年になります。年末から年始にかけて大きな災害や事件もなく、令和7年(2025年)は穏やかな幕開けでした。地震および豪雨災害で被災され、現在も復旧がなかなか進まず、不自由な生活をされている皆さまに対して心よりお見舞いを申し上げます。
この年末年始は「奇跡の9連休」という言葉をよく耳にしました。9連休だった人、お正月休みの日数がいつもと変わらなかった人、元日から仕事があった人もみえると思います。人それぞれのお正月を過ごされたことと思います。
当院におきましては、1月1日から血液透析、1月4日から一般の外来診療がスタートしました。
少人数ながら入院患者さんもいまして、老衰などにより看取りをさせていただくケースがあります。
私個人のお正月は、元旦に入院患者さんの急変があって早朝から対応させていただきました。名神高速道路を走りながら、東の空に見える元旦の日差しがいつもよりも眩しい感じがして、とても強く印象に残っています。病棟での対応を済ませたあと、一宮市休日急病診療所に向かい、朝から夕方まで休日診療を行いました。
平成30年4月1日から当院の院長として勤務させていただくと同時に、一宮市医師会に所属しました。最初のお正月である平成31年1月1日(元日)も休日急病診療所の担当だったことが思い出されました。
令和7年元日の休日急病診療所は、来院患者150人のほとんどが発熱患者さんでした。検査キットを用いた検査数はちょうど100人で、100人のうちインフルエンザA型71人、B型0人、新型コロナ感染症7人、すべて陰性22人でした。検査キットの当日予定分の100人を超えたあとも、発熱患者さんが来院され、例えば「4人家族の残りの3人がインフルエンザA型陽性」という場合などは「みなし陽性」として対応させていただきました。みなし陽性は3人でした。
このようにインフルエンザが猛威をふるい、新型コロナ感染症も再び増えてきている印象です。
全国的に見ても、インフルエンザ、新型コロナ感染症、急性上気道炎あるいは感冒(いわゆる風邪)など発熱患者さんは多いようです。寒い冬はまだまだ続きそうなので、皆さまには体調管理にしっかり気を付けて寒い冬を無事に乗り越えていただきたいと思います。
慌ただしい元日が過ぎ、1月2日にお雑煮と「おせち料理」をいただくことができました。このブログは1月6日に書いていますが、明日の1月7日は「七草粥」をいただくと思います。年賀状を出す人は減り、新年のあいさつをメールやラインで済ませる人も増えていますが、できるだけ年中行事を大事にしたいと思います。
スタッフ一同、本年も皆さまの健康管理をサポートできるよう、全力で日々精進してまいります。
皆さまにとりまして幸多い年になることを心から祈念して、新年の挨拶と致します。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

令和7年1月6日
いつきクリニック一宮 院長 水谷憲威