立春を迎え、暦の上では春の始まりとなりました。
春の訪れとともに、多くの人が気になるのが花粉症です。2025年の春、東海地方ではスギ花粉の飛散が２月上旬から始まると予測されていますが、観測情報によると東海では早くも１月上旬に飛散開始が確認されたところがあるそうです。
2024年の夏は猛暑となり、花芽の形成に好条件な「高温・多照」という気象条件が九州から北海道にかけて揃いました。一方、花粉の飛散量は前年春の飛散量が少ないと増え、多いと減少する傾向があります。2024年春は花粉の飛散量が抑えられた地域が多かったことから2025年春は2024年に比べ飛散量が増加する地域が多いと考えられます。

日本気象協会より引用

花粉症の症状が辛い方には少し憂鬱な時期でもありますが、外出時の防御、室内の対策、薬の使用、免疫力の向上など、さまざまな方法を組み合わせることで、花粉症の影響を最小限に抑え、春を楽しむことができるはずです。花粉症を乗り越えて、春の魅力を存分に感じ、素敵な時間を過ごしましょう！

いつきクリニック一宮　看護部