病棟看護部より

新型コロナウイルスの第6波が流行している現在。
病棟にて入院中の患者様のご家族様へ面会制限が改正されてご協力をお願いしております。
入院されている患者様やそのご家族様が安心して入院生活を送っていただけるよう日々感染予防とし手指消毒、定期的な換気等徹底しております。
話は変わりますが皆様は去年11月頃起きた給湯器不足を知っていますか?
長引くコロナ過の影響にて品不足が深刻化し、ベトナムを中心とした東南アジアのロックダウンにて給湯器に必要な部品が入手困難となりました。
その為、販売店舗や修理店にも影響は大きかったそうです。
12月頃からは凍結などで給湯器が故障しやすく去年までは間に合っていた交換も今年は代用品で用いるしかなかったとニュースにも取り上げているほどでした。
、、、なぜ給湯器の話をするかと言いますと、
実は当院の病棟でも入浴場の給湯器の故障があったからです。
病棟では週1回ずつ入浴、清拭を入院患者様に行っております。
提供できない事は患者様を不快な思いにさせてしまう他に感染のリスクや免疫機能の低下を起こしてしまう恐れがあります。
その為、病棟では修理までの1週間。お湯を電気で沸かす『湯沸かし太郎君』という機械を使用し入院患者様の入浴を行いました。
実際に使用していた湯沸かし太郎です。
20220223
現在では無事に給湯器は交換され温かなお湯を使用し患者様に入浴をご提供しております。
先ほども少しお話にも出しましたが入浴は肌を清潔に保つ以外にも
・血行の促進(血液が体を巡って細胞に栄養が行き酸素供給が活発になる)
・病原体の細菌数を減らすことで感染リスクを下げることができる。
・関節拘縮(筋肉が固くなり動かしにくくなること)が予防できる。
・睡眠の促進効果アップ
など入浴には効果があるとされています。
当院に通院される患者様にはご高齢の方も多く、足が冷たくて眠れないとよく聞きます。
今年は特に雪も多く冷え込む事が多い季節です。
夜はしっかり湯船に浸かり温まって残りの冬も乗り切りましょうね。
ご精読ありがとうございました。
                                看護
強調文